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排水用水中ポンプの概要
1)水中ポンプ
〇水中ポンプとは?
・モーターが防水加工されるなどして水中で使用できるポンプのこと。
・水処理関連施設や工事現場、商業施設や一般家庭など、水中での圧送に用いられる。
・水槽や井戸などへの使用では水中に設置できるので、設置面積を取らないことやその騒音が抑えられるのが利点。
〇施工の注意点
・水中ポンプの吐出管は、ポンプ本体に荷重がかからないように、かつ、地震動に対しても堅固に支持する。
・ポンプを引き上げられるように、吐出管はフランジ接合とし、かつ、逆流を防ぐような立上り部分を設ける。
2)排水用水中ポンプ
①非自動型
・浮き(フロートスイッチ)が付いていないタイプ。
・通常は別途フロートスイッチや電極棒などの水位センサーおよび制御盤を設置し運用する。
②自動型
・フロートスイッチが2個ついているタイプ
・上側のフロートスイッチが上向くと起動し、下側のフロートスイッチが下向くと停止する。
・電源を入れておくだけで、自動でON/OFF動作する。
③自動交互(並列)型
・フロートスイッチが3個ついているタイプ
・上側のフロートスイッチが上向くと起動し、中間のフロートスイッチは2回上向くと起動、下側のフロートスイッチが下向くと停止する。
※2台一組での自動交互運転
・自動交互型と自動型を2台一組セットで利用する。
・フロートスイッチをそれぞれ交互に高さ調整することで自動交互運転となる。
〇水中ポンプとは?
・モーターが防水加工されるなどして水中で使用できるポンプのこと。
・水処理関連施設や工事現場、商業施設や一般家庭など、水中での圧送に用いられる。
・水槽や井戸などへの使用では水中に設置できるので、設置面積を取らないことやその騒音が抑えられるのが利点。
〇施工の注意点
・水中ポンプの吐出管は、ポンプ本体に荷重がかからないように、かつ、地震動に対しても堅固に支持する。
・ポンプを引き上げられるように、吐出管はフランジ接合とし、かつ、逆流を防ぐような立上り部分を設ける。
2)排水用水中ポンプ
①非自動型
・浮き(フロートスイッチ)が付いていないタイプ。
・通常は別途フロートスイッチや電極棒などの水位センサーおよび制御盤を設置し運用する。
②自動型
・フロートスイッチが2個ついているタイプ
・上側のフロートスイッチが上向くと起動し、下側のフロートスイッチが下向くと停止する。
・電源を入れておくだけで、自動でON/OFF動作する。
③自動交互(並列)型
・フロートスイッチが3個ついているタイプ
・上側のフロートスイッチが上向くと起動し、中間のフロートスイッチは2回上向くと起動、下側のフロートスイッチが下向くと停止する。
※2台一組での自動交互運転
・自動交互型と自動型を2台一組セットで利用する。
・フロートスイッチをそれぞれ交互に高さ調整することで自動交互運転となる。
排水設備機器の劣化調査・診断
1)主な診断対象
〇水中排水ポンプ
・汚水、湧水ポンプ
〇汚雑排水槽
〇湧水槽、雨水調整槽
・湧水槽:建物の地下などに湧水を貯留し排出するピット
〇合併処理浄化槽、単独処理浄化槽、ディスポーザ処理槽
2)主な劣化現象
●排水ポンプ
・経年劣化、汚損、腐食進行、異常負荷等によって劣化する。
〇モーターの異常
〇タービンの損傷
〇制御機器類の故障
●湧水槽、雨水調整槽
・経年劣化、清掃不備、点検不備等によって劣化する。
〇処理能力の低下
〇臭気の発生
〇汚泥の堆積
●汚雑排水槽
・経年劣化、清掃不備、点検不備等によって劣化する。
〇処理能力の低下
〇ばっ気装置の故障
〇臭気の発生
〇汚泥の堆積
〇殺菌剤の不足
3)調査と診断
●一次診断
〇外観目視調査
・劣化の位置、範囲、程度等の状況を確認する。
・ポンプの著しい汚損、腐食の有無などを確認する。
・排水槽のブロアーの設置状況、マンホール破損の有無などを確認する。
●詳細調査
〇絶縁抵抗測定
・電動機の絶縁値を測定し、漏電の有無を確認する。
〇動作確認
・ボールタップを手で動作させ、ポンプの動作をチェックする。
〇内部機器類目視調査
・搬送ポンプ等の汚損、劣化状況を確認する。
〇付属機器の動作確認
・ブロアー、搬送ポンプの動作を確認する。
〇水質検査
・排出水の汚染が基準値以下となっているか確認する。
●診断の注意点
・交換の要否を検討する。
・既存のポンプ、排水槽の能力、仕様等を明確にする。
〇水中排水ポンプ
・汚水、湧水ポンプ
〇汚雑排水槽
〇湧水槽、雨水調整槽
・湧水槽:建物の地下などに湧水を貯留し排出するピット
〇合併処理浄化槽、単独処理浄化槽、ディスポーザ処理槽
2)主な劣化現象
●排水ポンプ
・経年劣化、汚損、腐食進行、異常負荷等によって劣化する。
〇モーターの異常
〇タービンの損傷
〇制御機器類の故障
●湧水槽、雨水調整槽
・経年劣化、清掃不備、点検不備等によって劣化する。
〇処理能力の低下
〇臭気の発生
〇汚泥の堆積
●汚雑排水槽
・経年劣化、清掃不備、点検不備等によって劣化する。
〇処理能力の低下
〇ばっ気装置の故障
〇臭気の発生
〇汚泥の堆積
〇殺菌剤の不足
3)調査と診断
●一次診断
〇外観目視調査
・劣化の位置、範囲、程度等の状況を確認する。
・ポンプの著しい汚損、腐食の有無などを確認する。
・排水槽のブロアーの設置状況、マンホール破損の有無などを確認する。
●詳細調査
〇絶縁抵抗測定
・電動機の絶縁値を測定し、漏電の有無を確認する。
〇動作確認
・ボールタップを手で動作させ、ポンプの動作をチェックする。
〇内部機器類目視調査
・搬送ポンプ等の汚損、劣化状況を確認する。
〇付属機器の動作確認
・ブロアー、搬送ポンプの動作を確認する。
〇水質検査
・排出水の汚染が基準値以下となっているか確認する。
●診断の注意点
・交換の要否を検討する。
・既存のポンプ、排水槽の能力、仕様等を明確にする。