区分マンション投資、理事会活動の記録

再販業者の販売物件を判断基準にして中古物件(仲介)を探す方法

経験が浅い段階では、信頼できる不動産会社からの紹介ではなく、インターネットで公開されている物件を探して購入する、というのは不安かと思います。
 
価格は適正なのか?、建物仕様は問題ないのか、共用部の建物管理状況は適切なのか?、インターネット上に公開されているということは何か問題がある物件なのか?、・・・など。
 
私がまだ経験が浅い段階の時には、信頼できる再販業者の販売履歴情報を参考にして物件選定行っていました。
 
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再販業者と仲介業者の違い
再販業者と仲介業者の違いについては、以下の記事を参照ください。
マンション投資の物件購入ルート(再販、仲介) 専任物件は狙い目?の”中古物件の購入ルート”
再販業者の物件の方が安心?
●共用部の建物管理が適切?
 
再販業者は一度自社で物件を購入しているので、仲介物件と比較して厳選して物件選定をしていると思われます。さらに再販業者は販売した物件の賃貸管理も行い、長期間にわたって購入者をサポートすることになるので、後々問題となりそうな物件は取り扱わないと思われます。
 
一方、仲介物件の場合は仲介業者がレインズなどからたくさんの情報を取得し、インターネット上に多数の広告掲載している場合もありますので、仲介業者自体も物件の詳細情報を把握していない場合もあり、建物管理などが不適切な物件の場合もあります。
 
●販売価格が適切?
・仲介物件の場合は、販売価格が売主の言値なので、相場より大幅に高くなっている場合があります。
・一方、再販業者の販売価格は銀行評価が基準となっている場合が大半なので、ローン購入における相場価格となっていると考えられます。
 
そこで私は再販業者の販売価格を基準にしてインターネット公開物件(仲介物件)の判断材料にしています。
 
再販業者はおそらく、実際に売れる値段(相場価格)から、仕入れ経費、自社の利益分を差し引いて逆算して物件を仕入れているかと思いますので、ある程度相場に近い価格になっていると思っているからです。
再販業者の販売履歴を参考に物件選定
●再販業者の販売履歴を参考に物件選定
・過去に再販業者が販売していた物件であれば、おおよその相場価格が把握でき、共用部の建物管理については大きな問題がなさそうだ、と推測することができそうです。
 
●専有部の情報は?
・もちろん、専有部の修繕状況と賃貸中の入居者の情報について参考になりませんが、この情報については、広告を掲載している仲介業者からも入手可能で、悪質な不動産会社でなければ適切な情報提供や助言もしてもらえるかと思います。
 
●再販業者の販売情報、販売履歴を取得する
 
①再販業者の無料のメールマガジン等で定期的に情報取得
 
②再販業者の賃貸募集情報をチェック
一部の再販業者では、自社のホームページで賃貸募集をしていたり、Suumoなどのポータルサイトでも賃貸募集しています。
 再販業者が広告掲載している賃貸物件は、自社管理物件である場合が大半かと思います。
そして、再販業者は自社で再販した物件の賃貸管理も行っていますので、その物件は過去に再販業者が販売した物件である確率が高いかと思います。(他社が販売した物件の賃貸管理を行っている場合もありますので全てではありませんが・・・。)
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