壁紙張り

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壁紙の種類
1)紙系壁紙
 
・紙(普通紙、難燃紙、紙布)を主素材とする壁紙。
ただし表面化粧層にプラスチックを20g/m 2以上使用したものを除く。
 
2)繊維系壁紙
 
・有機質の繊維を主素材とする壁紙。
・植物性繊維またはレーヨン等のセルロース系再生繊維を主素材とするもの(化学繊維との混紡・ 交織などを含む)。
・化学繊維(アクリル、ポリエステル等)を主素材とするもの。
・動物性繊維織物を主素材とする壁紙。
 
3)塩化ビニル樹脂系壁紙
 
・塩化ビニル樹脂を主素材とするか、または表面化粧層に20g/m2以上塩化ビニル樹脂を使用している壁紙。
・裏打ち材には普通紙、難燃紙、無機質紙、織布などが用いられることがある。
 
4)プラスチック系壁紙
 
・塩化ビニル樹脂を除くプラスチックを主素材とするか、または表面化粧層に20g/m2以上プラスチックを使用している壁紙。
・裏打ち材には普通紙、難燃紙、無機質紙、織布などが用いられることがある。
 
5)無機質系壁紙
 
・無機質紙・無機質骨材・ガラス繊維など無機質を主素材とする壁紙。
ただし、表面化粧層にプラスチックを20g/m 2以上使用したものを除く。
 
6)その他
 
・特有の施工法による壁紙。その他上記の5種類に該当しないもの。
施工における注意点
・下地調整に用いるパテ及び吸込止め(シーラー)は,壁紙専用のものとする。
・湿気の多い場所,外壁内面のせっこうボード直張り下地等の場合は,防かび剤入り接着剤を使用する。
・下地に使われる釘,小ねじ等の金物類は,黄銅,ステンレス製等を除き,錆止め処理する。
施工
・下地調整ののち,清掃を行い,シーラーを全面に塗布する。
・張付けは,壁紙を下地に直接張り付けるものとし,たるみ,模様等の食違いのないよう裁ち合わせて張り付ける。
・押縁,ひも等を使用する場合は,通りよく接着剤,釘等で留め付ける。
・防火材料の指定又は認定を受けた壁紙には,施工後,適切な表示を行う。

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