マンション投資勧誘 断り文句を逆手に取られることも

マンション投資に関する勧誘の電話、何か具体的な理由を挙げて断ると、それを逆手にとって勧誘されることもあります。
 
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空室リスク・賃料下落リスクの心配を逆手に
●必死に売り込む営業担当者
 
一番最初に購入した物件。電話勧誘をきっかけとして何度か面談。
 
まったく何も知識が無い状態。電話で話した限りでは感じの良い人だったのでとりあえず話しだけでも、と思い、ずるずると何度も会う事になってしまいました。
 
かなり必死で買ってもらおうとアピールしていましたが、とても人の良さそうな担当者で、無理強いするような事は無かったので話しだけは聞いていました。
 
何度も会って説明を聞き、マンション投資の仕組みも分かってきましたが、最大の不安点は、賃料がこのままずっと維持できるのか?、という点と空室期間でした。
 
●サブリース、家賃保証って言っても2年おきに賃料は見直し
 
私がそう言うと、担当者はサブリース(家賃保証)もできますからと答えます。
 
その返答に対して、”家賃保証って言っても2年おきに賃料を見直すと契約書に書かれています、それでは何の補償にもならないので購入するつもりはありません”、とお断りしました。
 
すると担当者、会社に戻って再度検討しますので、とまだあきらめません。
 
●30年のサブリース契約、賃料の見直しもなし、の提案
 
そして、次の面談時。”30年のサブリース契約、賃料の見直しもなし、これでしたらご希望に添えますよね?”、と。
 
こう言われてしまうと、いまさら断る事ができません。
 
担当者も社長に直談判して、特例としてこのような契約を提示したようでしたし、担当の方も親切で悪い人ではありませんでしたので・・・。
 
正直、その前の面談時に完全にお断りしたつもりだったのでかなり戸惑いました。
ただ、いまさら引き下がる事も出来ませんでしたのでかなり不安を抱きつつも契約してしまいました。
自己資金がないので購入できない、を逆手に
●自己資金がなければ買えないと思っていた
 
もともと購入するつもりはなかったのですが、電話勧誘で話した感じでは良心的な感じで、業界知識もありそうだったので、自己資金が無いので買いたくても買えない状況だとお伝えした上、それでもとりあえず話だけでもと仰るので会ってみました。
 
そして実際に会って相手の説明を受けたり、こちらの状況を伝えたりしましたが、購入するつもりはありませんでした。
 
業界情報の収集が目的で、そちらに関しては担当者はとても詳しくいろいろ勉強になりました。
 
すると前記の会社と同じく、会社に持ち帰って私の状況を踏まえた提案が出来ないか検討してみますと。
 
●頭金なしのフルローンの提案
 
そして次の面談。
頭金なしのフルローン、自己負担は諸費用のみ(再販業者なので仲介手数料はなし)の40万程度という提案を受けたのです。
 
“自己資金が無いので買いたくても買えない”といった手前、いまさら断るのは気が引けます。
 
提案自体は魅力的でしたが、ローンの総額が増えすぎてしまうと事に対して不安があったので当初は購入するつもりは無かったのすが、断る理由が思いつかなかったのでそのまま契約してしまいました。
 
電話で話して良心的な担当者のようだったら、とりあえず会ってみて情報収集する事も有益な事もあります。
ただ、上の事例のように話の流れ上断りづらくなってしまうこともあります。
 
しっかりと事前に勉強して準備して、話の主導権を握られないようにする必要があると思います。
 
私が購入した物件の大半は、不動産会社からの勧誘がきっかけでなかなか実践できていませんが・・・。
これから購入する物件は、周到に準備して主導権を握られないようにしたいと思っています。

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