(公共工事標準)陶磁器質タイル型枠先付け

※目次をクリックすると目次の下部にコンテンツが表示されます。 ※参考資料
『公共建築工事標準仕様書(建築工事編)』
型枠先付け工法
・建設現場で型枠の内側にタイルを取り付け、コンクリートの打設とともにタイル仕上げを行なう工法
タイルシート法
〇概要
・多数のタイルを合成樹脂シートなどで連結し、釘やステーブルなどで型枠に取り付け、コンクリート打設後シートなどのユニット材を取り除く。
 
〇適用タイル
・小口タイル,二丁掛けタイル
 
〇特長
・タイルシートはメーカーにて加工されるが、シート形状はタイル・メーカー等により異なるのでその特長をよく知っておくことが重要。
・シート単位で型枠に取付けていくので現場でのセット能率は良いが、シート種類を多く要する場合がある。またミスがあると非常に手間取る
目地ます法
〇概要
・型枠に発泡スチロール製の目地ますを取り付け、これにタイルをはめ込む。
・コンクリート打設後目地ますを取り除く。
 
〇適用タイル
・小口タイル,二丁掛けタイル
 
〇特長
・タイルの寸法誤差が大きいと目地マスにタイルがはまらなかったり、タイル周囲にコンクリートがまわったりすることがある。
・目地マスの現場加工は容易であり、現場状況に合わせたセットも可能で、トラブル処理はし易い。
・目地マスにタイルをはめこんでいくため現場作業が多い。
桟木法
〇概要
・タイルのデザインに合わせて桟木を型枠に取り付け、これに沿ってタイルを配列する。
 
〇適用タイル
・大形タイル
 
〇特長
・タイルセット、目地処理等に手数がかかる。
・施工タイルが破損した時の補修が困難。
・シート法、目地マス法の様な残材は残らない。
・コンクリート打設後のジャンカの有無がタイル面側から分からない。

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