マンション専有部の設備についてのメモ

マンション専有部の設備に関する情報をメモ書きしています。
 
※目次をクリックすると目次の下部にコンテンツが表示されます。
LED照明
●メリット
 
・省エネ、長寿命、低紫外線、低赤外線など。
 
●主な機能
 
・ダブル照明、間接照明、明るさセンサー、調光センサー
節電コンセント
●”こまめにスイッチ”
 
・使用しない時に電気機器のプラグを抜かずにスイッチをオフにすることで待機電力の浪費を防ぐ事ができる。
 
●”かってにスイッチ”
 
・センサが人の動きを感知して照明をON/OFFしてくれる。消し忘れの防止になり、省エネに役立つ。
シャワー関連
●”W(ダブル)節水シャワー”
 
・水の噴出口を小さくすることで、水の勢いを増し、その分流出量を抑え、節水できる。
 
・カタログ値では、からだ洗い時には15%、お風呂洗い時には36%も節水。
内窓(二重窓)で省エネ
●内窓とは?
 
・既存の窓はそのままで部屋側に内窓を増設して二重窓化したもの。
・既存の窓はマンションの”共用部分”に相当するので、許可無くリフォームは出来ないが、内窓は”専有部分”である部屋の内側に取り付けるのでマンションでも設置が可能。
・室内側から比較的短時間で施工できる。
 
●内窓のメリット
 
・気密性が高まるので、冷暖房効果、防音性能が向上。冬は開口部からの熱損失、夏は外部からの熱を防ぐ。
・結露の防止効果を高める。
 
●商品の例
 
エコ内窓 「プラマードU」 | YKK AP株式会社
マンションの断熱性能と省エネ基準
古いマンションの断熱性能がどのようになっているかは築年時の省エネ基準によって影響を受けているので、断熱性能と省エネ基準の変遷について確認しました。
 
○旧省エネ基準(昭和55年、1980年)、等級2
・壁の断熱材の厚みの例:20mm
・年間の冷暖房費の例:92,000円
・住宅ストックの割合:37%
 
○新省エネ基準(平成4年、1992年)、等級3
・壁の断熱材の厚みの例:30mm
・年間の冷暖房費の例:75,000円
・住宅ストックの割合:19%
 
○新世代省エネ基準(平成11年、1999年)、等級4
・壁の断熱材の厚みの例:45mm
・年間の冷暖房費の例:52,000円
・住宅ストックの割合:5%
 
1981年以降の新耐震基準の中古物件であっても、1999年以前のマンションでは省エネ性能では劣っているということも考慮に入れる必要がありそうです。
内断熱リフォーム工事
専有部の内断熱リフォームについて、LIXILの”ココエコ”という商品を例にまとめました。
 
●築古マンションの問題点
 
築30年以上のマンションだと、断熱材が施工されていなく、直接、クロス仕上げされている物件もある。
 
断熱性能が悪く、光熱費がかかったり、結露が発生しやすくなるなどの問題がある。
 
●LIXILの”ココエコ”の特徴
 
・今ある壁と床の内側に簡単に取り付けることが出来る。最短1日という短い工期。
 
・厚さ12mmの”真空断熱材”を断熱パネルとして使用する。一般的な断熱材(グラスウール16kg)の18分の1※の薄さで、同等の断熱性能を発揮。
 
壁をはがして分厚い断熱材を埋め込んでいたこれまでの工事とは異なり、薄さを活かして、部屋の壁や床に直接張付けてリフォームすることが可能。
 
今ある壁の上から30mm厚の”ウォールインプラス”を取り付け、今ある床の上に15mm厚の”フロアインプラス”を取り付け、今ある窓の内側にもう1枚窓を重ねる(インプラス)。
 
●効能
年間の冷暖房費が最大で約30%ダウン。
 
●費用
目安として1畳10~15万円(6畳の場合 約60~90万円)
 
参考資料
LIXIL | ニュースリリース | “一部屋まるごと断熱、ココだけ簡単快適エコリフォーム”「ココエコ」を新提案
マンション専有部の鍵
●鍵の種類
 
○ピンタンブラー錠
・鍵先がギザギザの鍵で、広く採用されている。
・ピッキングで解錠されやすく防犯性は必ずしも高くない。
 
○ディンプルキー
・鍵先に複数のくぼみが付いている鍵。
・錠のピン数を増やして構造を複雑にでき、複製しにくい。
・ピンタンブラー錠よりピッキングに強く防犯性が高い。
 
○暗証番号キー
 
○カードキー
・ICチップを埋め込んだカードキーを専用のリーダーにかざすことで解錠する。
 
○生体認証キー
 
●合鍵の作製
 
・オートロックの場合は、エントランスやゴミ置き場なども開閉できるような特殊なシステムが組み込まれて連動しているため、メーカーに合鍵を注文する必要がある。

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