マンションの鉄部等塗装部の劣化・調査診断

マンションの鉄部等塗装部の劣化・調査診断に関する技術情報をまとめました。
 
※目次をクリックすると目次の下部にコンテンツが表示されます。
マンションの鉄部塗装の概要
●マンションの主な鉄部
 
・鉄骨階段、玄関扉(枠)、メーターボックス扉、消火栓ボックス、消火器ボックス、非常階段扉、屋外照明器具、縦樋、配管支持金物、臭気筒など
 
●鉄部塗装の必要性
 
・塗装の剥がれや退色からの美観の回復
・塗料の被膜によって鉄が錆びることを防ぐ
 
●一般的な塗り替え頻度
 
・塗装作業のみで塗替えの出来る部位に関しては5年以内の塗替えが一般的。
・足場の必要となるバルコニー手摺等は大規模修繕工事のみの再塗装が多く、腐食も進行している場合が多い。
・最近のマンションではアルミ製品多いが、築年数の古いマンションではスチール製品も多い。
鉄部の劣化
〇雨水などによる汚れ
 
〇チョーキング
・塗膜劣化により表面が白く粉っぽくなる。
・表面を触ると手に粉のようなものがついたら塗替え時。
→そのまま放置すると、ひび割れが発生し塗装が剥がれ錆が発生する。
→錆は一度発生してしまうと一気に進行する。
→修復不能で取替となると費用ははるかに高くなる。
・錆が出る前に塗り替えることで鉄部の寿命は延びる。
 
〇点サビ
・5ミリほどのオレンジ色の小さなサビ
 
〇塗膜ハガレ、ワレ
 
〇鉄部のサビ、腐食、破損

コメントを残す

Your email address will not be published.

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください