長期修繕の修繕項目・周期・方法:電灯設備等

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電灯設備
(1)長期修繕計画作成ガイドラインの記載例
 
●修繕項目
・共用廊下・エントランスホール等の照明器具、配線器具、非常照明、避難口・通路誘導灯、外灯等
 
●修繕周期
〇取替:18~22年
 
(2)改修工事の概要
 
・開放廊下・屋外階段等の外気に面する部分の照明器具は、室内照明器具よりも傷み・劣化の進行が速い。
・街路灯・庭園灯などの風雨に直接さらされる屋外照明器具はさらに劣化の進行が速い。
・開放廊下の照明器具や屋外灯では、スチール製の照明器具を錆に強いステンレス製の照明器具に取替えるなど、耐久性への配慮も必要となる。
 
(3)改良工事の概要
 
●自動点滅器による点灯・消灯に変更
・高経年マンションの中には、共用階段・廊下や住棟へのアプローチ部分の門灯等の点灯・消灯を手動で行っている場合もあるが、自動点滅器(夕方暗くなると感知し点灯する装置)により自動的に点灯・消灯するタイプのものに変更することが考えられる。
・近ごろでは、ソーラータイマー併用・自動点滅器等が採用されるようになってきている。
 
●インバーター式安定器への取替
・照明器具の安定器(トランス)を省エネインバーターに取替えることが考えらる。
・超高周波インバーター安定器を使用することにより、高周波数で点灯し省エネ化を図ることができる。また、蛍光灯安定器をインバーター方式の省エネ用安定器に取替えることにより、発熱量を少なくし省電力化を図ることができる。
配電盤類
(1)長期修繕計画作成ガイドラインの記載例
 
●修繕項目
・配電盤・プルボックス等
 
●修繕周期
〇取替:28~32年
 
(2)改修工事の概要
 
マンション電気設備の概要、改修
幹線設備
(1)長期修繕計画作成ガイドラインの記載例
 
●修繕項目
・引込開閉器、幹線(電灯、動力)等
 
●修繕周期
〇取替:28~32年
 
(2)改修工事の概要
 
マンション電気設備の概要、改修
避雷針設備
(1)長期修繕計画作成ガイドラインの記載例
 
●修繕項目
・避雷突針・ポール・支持金物・導線・接地極等
 
●修繕周期
〇取替:38~42年
 
(2)改修工事の概要
 
・高所に設けられていることや、足場仮設が必要となることから、管理不十分なものが多い。
・避雷設備は定期的に保護システムの適合性や腐食等の検査を行わなければならない。
・避雷針ポールも含めステンレス仕様の場合は腐食の心配がほとんどなく、落雷がない限り交換は必要ない。但し、接地抵抗の測定は定期的に行う必要がある。
・棟上げ導体については避雷突針交換と同時に交換することが望まれる。なお、工事にあたっては笠木、屋上防水処置を確実に施す必要がある。
・被雷導線があるときは外壁塗装工事などのときに交換する必要がある。
自家発電設備
(1)長期修繕計画作成ガイドラインの記載例
 
●修繕項目
・発電設備
 
●修繕周期
〇取替:28~32年
 
(2)改修工事の概要
 

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