●不動産登記費用 司法書士によって報酬額などが数万円異なります
実はこのことを意識したのは7物件目購入後で、登記費用が思ったよりも高く、疑問に思ってそれ以外の物件の明細も調べて明らかになりました。
登記費用のうち、登録免許税や印紙税は法律で決められた額なのですが、報酬額については司法書士によってかなり異なるのです。
1000万円前後の中古ワンルームマンションの例では、以下のような違いがありました。
物件A 物件B 物件C
所有権移転手続きの報酬額 29,500 50,000 50,000
抵当権設定の報酬額 24,800 28,000
日当、旅費、立会い 29,270 1,370 31,000
●司法書士は自分で選べるの?
登記費用については、請求書を渡されて必要経費だからしょうがないと思って、何も考えずにそのまま支払っていました。
ただ、これだけ費用が違うと考えてしまいますよね。数千円ならいざしらず。
私の経験では、不動産会社あるいは金融機関と取引関係にある司法書士に頼んでいるようで、いちいち相見積もりを取って安くするための努力はしていないようです。
ところで、司法書士を自分で選ぶ事はできるのでしょうか?
私は聞いてみた事がないので分かりませんが、聞くだけ聞いてみた方が良いと思います。
事前に販売会社から見積もりを取って自分で調べた相場と比べ、それを基に交渉すれば司法書士を変えてもらったり、その差額分の値引きを要求する事も一つの方法かと思います。