原状回復工事の対応、賃貸管理会社によってまちまち

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リフォーム済みといっても仕上がり具合は会社によってまちまち
●空室購入物件、見た目はきれいだったのですが・・・
 
空室状態でリフォーム済みの築古ワンルームマンションを購入した事があります。
見た目はきれいだったので購入前の内見時には気づかなかったのですが、その後、販売時の仲介会社とは別の賃貸管理会社に管理をお願いしたところ、9項目も問題箇所があり、修理費用が3万円弱かかった事があります。
 
〇追加の修繕項目(3万円弱)
(照明関係)
・洗濯機置き場照明管球取付け
・居室照明管球交換
 
(水回り関係)
・パッキンコマ交換:キッチン、ユニットバスなど4箇所
・トイレ洗浄管補修
 
(その他)
・洗濯機置き場エルボバンド取付
・収納扉ツマミ補修:2箇所
・玄関ドアスコープ交換:くもり有り
・コーキング:ユニットバス洗面、浴槽回り
・網戸交換:破れあり
 
●管理会社によって差がある?
 
リフォーム済みと言ってもオーナーや賃貸管理会社の運営方針、技術レベルによっては以下のように対応が分かれるのかもしれません。
 
①リフォーム担当の知識・経験・技術レベルが低く、問題を認識できなかった。
②認識してはいたが、使用できないレベルではなかったのであえて修理しなかった。
③前オーナーの判断で必要最小限のリフォームしか行わなかった。
 
どの程度の不具合でどの程度修繕・交換するのかは賃貸管理会社によって対応が分かるのかもしれません。
退居立会から見積送付までの期間
●通常は退居立会から数日で見積送付
 
・通常は退居立会時に大まかな金額は明らかになり、数日で見積書が送付されてきます。
 
●見積書送付まで10日かかったことも
 
一度だけ、見積書送付まで10日要したことがあります。
 
〇特殊な修繕項目があったため?
なぜこんなに日数を要したのかは分かりませんが、クロスやフロアタイルの張替え以外に換気扇カバーの金具取替というイレギュラーな項目があったからなのかもしれません。
 
〇担当者固有の問題?
見積書の作成日は退去日から7日後になっているのに、実際に見積書が送付されたのは10日後になってからでした。上長の検印をもらう必要があっためと言っていましたが、それだけの理由でさらに3日も遅れてしまうのかと不満を感じました。
管理組合へのリフォーム申請手続き
●管理組合へのリフォーム申請手続きで工事まで10日も
 
・賃貸管理会社から見積書所が送付され、その内容で承諾すると後は賃貸管理会社にお任せ、となることが大半ですが、一度だけ、管理組合へのリフォーム申請手続きの書類のやり取りをお願いされたことがあります。以下のような流れでした。
 
①賃貸管理会社からオーナーへリフォーム申請書フォーマット用紙が届く
②オーナーが署名押印して賃貸管理会社へ返送
③賃貸管理会社が工事作業内容を記載し、工事着工の1週間前までに建物管理会社へ提出
 
工事着工の1週間前に提出しなければならない点とその前の署名押印のやり取りも合わせると見積承諾から工事着工までは最短でも10日ぐらいかかってしまうことになります。
 
ファミリーマンションで管理員がマンションに常駐している場合は、正規の手続きに従う必要があるのかとは思いますが、この事例のマンションは投資用ワンルームマンションで管理員も常駐していないので、ここまでする必要があるのかと疑問に思いました。
 
もちろん規則は規則なのでこちらから強く言うことはできませんが、他の賃貸管理会社は融通利かせて迅速に対応してくれているような気がしています。
 
●リフォーム申請を提出しないで工事、管理人からオーナーに直接電話
・上記とは反対のことになりますが、賃貸管理会社がリフォーム申請をせずに工事を実施、工事中に巡回管理人に見つかり、オーナーである私に直接電話がかかってきて、ルール違反につき、即刻工事を中止してください、とかなり強い口調で叱られたことがあります。
 
この時は電話でひたすら平謝りして何とか工事は継続させてもらうことができました。
 
この事例のマンションはファミリー住戸がメインのマンションなので平日の日中帯にも在宅している住人も一定数いて、投資用マンションと比べてリフォーム申請の対応が厳しかったようです。
 
投資用ワンルームとファミリー向けの違い以外にも、オートロックのあるなし、管理員が常駐かどうかによっても変わってくるかと思いますが、工事申請の手続きを円滑に処理することができるかどうかについても各賃貸管理会社によって対応が変わってくると思います。
入居者負担のはずのものが
賃貸管理会社が原状回復費用の見積を作成する際、全リフォーム工事内容を入居者負担と大家負担に金額や項目を振り分けて作成していたのですが、入居者が負担すべき項目が大家側の見積書に含まれていたことがありました。
 
残置物撤去(突っ張り棒) 1,500円
 
この項目について問合わせたところ、入居者からの”最初から設置されていた”との申告があったので大家に請求したとの回答でした。その後、入居前の写真を確認したところ、設置されていないことが確認できたので、この項目は入居者負担となりました。
 
最終的に負担しないで済んだので、特にこれ以上は指摘しませんでしたが、もし仮に入居前から設置されていた場合は、前回の退去立会・原状回復工事時にこの賃貸管理会社が撤去し忘れたことになるので大家負担にするというのは筋が通らないような気がしました。
内装工事単価の違い
内装工事単価が各賃貸管理会社毎にどの程度異なっているのかまとめてみました。(2015年時点)
項目A社B社C社
クロス張替900円1,300円900円
ソフト巾木張替600円500円800円
フロアタイル張替5,000円5,600円7,000円
フローリング張替8,000円12,000円9,800円
ルームクリーニング25,000円24,000円25,000円
エアコンクリーニング13,000円12,000円13,000円

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