青色申告決算書作成の流れを図示

1.1.開始仕訳
期首時点の現金、普通預金、前払金、建物の未償却、借入金、未払金の残高と土地の価格、預かっている敷金の額などを仕訳帳に記載。
1.1.開始仕訳実行
1.2.期首貸借対照表作成
１）開始仕訳で記載した項目を貸借対照表に記載。
２）”負債・資本の部”の合計から”資産の部”の合計を引いて、”元入金”を計算して記入。
３）”負債・資本の部”の合計と”資産の部”の合計が一致する事を確認。
1.2.期首貸借対照表作成

2.1.家賃振込み
2.2.管理費・修繕積立金支払い
2.3.不動産所得以外のプライベートなお金のやり取り
2.4.固定資産税の支払い
2.5.ローンの支払い
　※2013年12月分の引落としが翌月になって未払いになっている例を含む。
2.6.契約更新、退去、新規契約
　※礼金は賃貸管理会社に払う入居募集手数料と相殺、更新料の半分は賃貸管理会社に支払う更新事務手数料。
2.7.その他の経費

3.1.期末仕訳 現金、預金口座などを通じてお金がやり取りされていない項目（減価償却費、未払金の処理、前払金の処理）の経費計上。
※2014年12月分のローン引落としが翌月のため未払金として処理。
3.1.期末仕訳
3.2.全仕訳帳の確認
3.2.全仕訳帳表示
3.3.総勘定元帳の作成
仕訳帳を基に各勘定科目毎に取引をまとめて記載し、総勘定元帳を作成。
3.3.総勘定元帳作成
3.4.損益計算書の作成
１）総勘定元帳を基に損益計算書に関連する科目の残高を損益計算書に転記。
２）収入金額の合計を計算。
３）必要経費の合計を計算。
４）青色申告特別控除前の所得金額を計算。
５）青色申告特別控除額を記入。
６）所得金額を記入。
3.4.損益計算書作成
3.5.期末貸借対照表作成
１）総勘定元帳を基に貸借対照表に関連する科目の残高を貸借対照表に転記。
２）損益計算書で計算した所得金額を転記。
３）”負債・資本の部”の合計と”資産の部”の合計が一致する事を確認。
3.5.期末貸借対照表作成