管理組合、理事会

漏水や設備故障などが発生した場合、復旧優先で管理会社から言われるがままの見積内容で復旧工事を実施してしまいがちです。
 
計画的な修繕工事のときのように相見積をしてじっくり検討することはもちろんできませんが、見積書の詳細内訳をじっくり見て、修繕の内容を理解することが重要です。
 
詳細内訳の内容が理解できると、不要不急の項目が含まれていたり、修繕範囲が過剰となっていることに気づくことができる場合もあります。
 
以下、事故対応後の復旧工事の見積において、過剰と思われる項目が含まれていた事例を紹介します。
 
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管理組合で保管する必要のある文書は、規約・議事録をはじめ、点検記録、修繕記録、契約書類等さまざまあり、適切に保管されていないと以下のような問題が生じる場合があります。
 20万以下の過料(規約・総会議事録)
 マンションドクター火災保険の保険料アップ
 マンション管理適正評価制度の評価ポイントが下がる
 
文書の管理・保管は管理会社にお任せ状態となっている場合が多いかと思いますが、法的な管理責任者は理事長です。
 
保管義務のある文書、保管されていないとマンションの評価が下がってしまう文書などの情報を法律、標準管理規約、各種の評価制度毎にまとめました。
 
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〇マンション建替え円滑化法(マンションの建替え等の円滑化に関する法律):5~101条
〇過去問
・管理業務主任者 H15問45、H16問45、H17問43、H19問44、H24問42、H27問42
・マンション管理士 H15問18、H16問19、H17問21、H18問19、H19問19、H20問19、H21問19、H22問19、H23問19、H24問19、H25問19、H26問19
 
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